【ジャッキー・チェン】歴代映画1990年代

映画
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炎の大捜査線(1990年)

物語は、ある刑事ウェイが愛する人の父親を目の前で殺されるという悲劇に見舞われるところから始まります。事件の解明の鍵を追ううちに、秘密が隠された孤島に建つ“魔の監獄”とも呼ばれる刑務所へ潜入することになり、そこに投獄されたロン(ジャッキー・チェン)や仲間たちとの出会いが待ち受けています。やがて彼らは命を賭けた戦いと危険な脱出劇に巻き込まれていきます。

本作の見どころは、刑務所や孤島を舞台にした極限のサバイバルとアクションです。ジャッキー・チェンはいつものコミカルな演技だけでなく、シリアスで重厚な雰囲気の中でも存在感を発揮しており、仲間たちと協力しながら困難に立ち向かう姿は観る者の心を掴みます。さらに、ストーリー全体を通じて緊迫感が途切れることなく、アクション映画としてのスリルと人間ドラマが巧みに絡み合っています。初めて観る方にもジャッキーの新たな一面を感じられる、おすすめの一本です。

プロジェクト・イーグル(1991年)

『プロジェクト・イーグル』は、ジャッキー・チェンが自ら監督・主演を務めた、痛快無比のアドベンチャー大作です。彼が演じる“アジアの鷹”ジャッキーは、第二次世界大戦中に隠された莫大な財宝を探し出すという極秘任務を託され、広大な砂漠へと向かいます。物語は宝探しのロマンに満ちつつ、各地で待ち受ける敵との壮絶な攻防へと展開していきます。

本作の最大の魅力は、やはりジャッキー自らが挑む命懸けのアクションです。高所からの落下、危険な格闘、そして名高い送風機室でのバトルなど、手に汗握る場面が連続します。それでいて、緊張感の中に巧みに織り込まれたユーモアが観る者の心を和ませ、最後まで飽きさせません。壮大なスケールと笑い、そして人間味あふれるヒーロー像が見事に融合した一作です。ジャッキー映画の魅力を存分に味わえる作品としておすすめです。

ツイン・ドラゴン(1992年)

『ツイン・ドラゴン』は、ジャッキー・チェンのユーモアとアクションが存分に楽しめる、ちょっと変わった痛快エンターテインメント作品です。本作では、なんとジャッキーがそっくりな双子の兄弟を一人二役で演じており、その絶妙な掛け合いや入れ替わりが物語の大きな見どころとなっています。

物語の中心となるのは、幼い頃に引き離された双子の兄弟。ひとりは厳しい修行を積んだ凄腕の武道家として、もうひとりは活躍する音楽家として育ちます。性格も立場もまるで異なる二人が、偶然の再会を果たし、やがて互いの人生が交錯していくのです。もちろん単なるコメディではなく、敵との戦いや危機的状況ではジャッキーならではの華麗なアクションが炸裂します。 

本作の魅力は、コミカルなシーンと迫力あるアクションのバランスです。ジャッキーはコミカルな動きで笑いを誘いながらも、瞬時にキレのある技で敵を翻弄します。双子ならではのドタバタ劇や勘違い、シチュエーションコメディも多く含まれ、終始観客を飽きさせません。また、ストーリーの中に描かれる兄弟愛や絆のテーマは、笑いだけでなく温かい余韻も残してくれます。

初めてご覧になる方にもおすすめできる、ジャッキー・チェンの魅力がぎゅっと詰まった一作です。軽快な笑いと痛快なアクションの両方を楽しみたい方におすすめの映画です。

ポリス・ストーリー3(1992年)

『ポリス・ストーリー3/超級警察』は、ジャッキー・チェンが長年にわたって演じ続けてきた人気刑事“チェン警部”を主人公に据えた名シリーズの第三弾でございます。本作では、ジャッキーの持ち味であるアクションとユーモアに加えて、これまで以上にスケールの大きい展開とドラマ性が楽しめる作品となっております。

物語は、香港を舞台に国際的な麻薬組織を追うチェン警部が、極めて危険な任務に挑むところから始まります。捜査の過程で彼は強力な敵と対峙し、その過酷な状況の中で信頼できる仲間たちと力を合わせながら困難を乗り越えていきます。特に、ミシェル・ヨー演じる女性捜査官との共闘シーンは、緊迫感と華やかさの両方を感じさせ、物語に奥行きを与えています。

本作の最大の魅力は、何と言っても息をのむようなアクションシーンの数々です。巨大なショッピングモール内で繰り広げられるカーアクションや格闘シーン、そして危機一髪のスタントは、ジャッキー自身が可能な限り体を張って演じており、観る者を映画の世界にぐいぐい引き込んでいきます。その迫力と緊張感は、まさにジャッキー映画の真骨頂といえるでしょう。

また、コミカルなやり取りやチェン警部の人間味溢れるキャラクターも本作の見どころです。激しいアクションの合間に見せるユーモアや仲間との信頼関係は、観終わった後に心温まる余韻を残してくれます。シリーズ未見の方にも、『ポリス・ストーリー3/超級警察』はジャッキー・チェンの魅力を余すところなく味わえる一本として、自信を持っておすすめします。

シティーハンター

1993年公開

『シティーハンター』は、北条司原作の人気漫画を、ジャッキー・チェン主演で実写映画化した異色のアクションコメディです。ジャッキーが演じるのは、女好きでお調子者ながらも腕は超一流のスイーパー・冴羽獠。原作の世界観を大胆に取り入れつつ、香港映画ならではの豪快なアクションとギャグを融合させた、エネルギーあふれる一作です。

物語は、豪華客船を舞台に展開します。依頼を受けて船に乗り込んだ獠は、突如発生したテロ事件に巻き込まれ、乗客たちを守るために立ち上がります。狭い船内で繰り広げられる格闘や銃撃戦は迫力満点で、ジャッキーならではの身体能力とアイデアに富んだアクションが存分に発揮されています。

また、本作を語るうえで外せないのが、ゲームキャラクターに扮するコミカルなシーンです。大胆で遊び心あふれる演出は賛否を巻き起こしましたが、その振り切った表現こそが本作の大きな魅力でもあります。アクション、コメディ、そしてジャッキーのサービス精神が詰まった作品です。

新ポリス・ストーリー

1993年公開

『新ポリス・ストーリー』は、これまでのシリーズとは一線を画す、重厚でドラマ性の強い作品です。ジャッキー・チェンが演じるのは、かつては優秀で勇敢だったものの、ある事件をきっかけに心に深い傷を負った刑事チェン。陽気で無敵のヒーローという従来のイメージとは異なり、本作では挫折と再生を描くシリアスな人物像に挑んでいます。

物語は、若者たちによる凶悪な犯罪集団との対決を軸に展開します。仲間を失った過去に苦しみながらも、再び立ち上がろうとするチェンの姿は胸を打ちます。アクションシーンはもちろん健在で、高層ビルからの落下や市街地での激しい格闘など、緊迫感あふれる場面が続きます。しかし本作の真の魅力は、単なるアクションにとどまらず、人間の弱さや絆、そして希望を丁寧に描いている点にあります。

ジャッキーの新たな一面を堪能できる本作は、彼のキャリアの中でも特に印象深い一本です。迫力と感動が融合した物語を、ぜひご覧いただきたい作品です。

酔拳2

1994年公開

『酔拳2』は、ジャッキー・チェンの代表作として世界中で高い評価を受ける、まさにアクション映画の金字塔ともいえる作品です。1978年の『酔拳』で一躍人気となった酔拳のスタイルを、さらに進化させて描いた続編であり、円熟味を増したジャッキーの技と演出力が光ります。

物語は、清朝末期の中国を舞台に、誠実で正義感の強い青年ウォン・フェイフォンが、国家の宝を守るため悪党たちと戦う姿を描いています。酒を飲むことで力を発揮する“酔拳”という独特の武術を駆使し、敵を翻弄する戦いぶりは痛快そのものです。ふらふらと酔っているように見せかけながら、瞬時に鋭い蹴りや拳を繰り出す動きは、まさに芸術の域に達しています。

特に終盤の工場での決戦は、香港アクション映画史に残る名シーンとして名高く、息を呑む攻防が続きます。コミカルな場面と壮絶な格闘が絶妙に融合し、観る者を一瞬たりとも飽きさせません。ジャッキー・チェンの身体能力と情熱が凝縮された本作は、初めての方にもぜひご覧いただきたい傑作です。

レッド・ブロンクス

1995年公開

『レッド・ブロンクス』は、ジャッキー・チェンが本格的にハリウッド進出を果たすきっかけとなった、記念碑的なアクション映画です。舞台はニューヨーク・ブロンクス。叔父の店を手伝うために渡米した青年キョンが、街を牛耳るギャングの抗争に巻き込まれていく物語です。

本作の魅力は、何と言ってもジャッキーの体当たりのアクションにあります。ビルからビルへ飛び移る大胆なスタントや、スーパーマーケット内での日用品を駆使した格闘、さらには暴走するホバークラフトとの激突シーンまで、危険度の高い見せ場が次々と展開します。コミカルな動きと超人的な身体能力が融合したアクションは、観る者に爽快感と驚きを同時に与えてくれます。

また、単なる勧善懲悪ではなく、異国の地で奮闘する一人の青年の人情味も丁寧に描かれています。困っている人を放っておけない優しさと、悪に立ち向かう勇気が物語に温かみを添えています。迫力とユーモア、そして心意気が詰まった本作は、ジャッキー映画を初めてご覧になる方にも自信を持っておすすめできる一本です。

デッドヒート

1996年公開

『デッドヒート』は、カーアクションと格闘アクションが融合した、スピード感あふれる一作です。ジャッキー・チェンが演じるのは、卓越したドライビング技術を持つ整備士アルフレッド。ある事件をきっかけに凶悪な犯罪者に目をつけられ、命を懸けたレースへと巻き込まれていきます。

本作の大きな見どころは、迫力満点のカーレースシーンです。公道やサーキットを舞台に繰り広げられる高速バトルは、手に汗握る緊張感に満ちています。単なるスピード勝負ではなく、駆け引きやテクニックが随所に盛り込まれており、車好きの方にも強くおすすめできる内容です。また、レースだけでなく、ジャッキーならではの体を張った格闘シーンも健在で、敵との肉弾戦は圧巻の迫力を誇ります。

コミカルな要素はやや抑えめで、全体としてはシリアスなトーンが印象的ですが、その分、主人公の責任感や家族への思いが丁寧に描かれています。スピードと緊張感、そしてジャッキーの情熱が詰まった『デッドヒート』は、アクション映画の新たな魅力を感じさせてくれる作品です。

ファイナル・プロジェクト

1996年公開

『ファイナル・プロジェクト』(原題:ポリス・ストーリー4/ファースト・ストライク)は、ジャッキー・チェン主演の人気シリーズが、国際的スケールへと大きく飛躍した痛快アクション大作です。本作でジャッキーが演じるのは、香港警察のチェン刑事。ある極秘任務をきっかけに、事件は香港からウクライナ、さらにはオーストラリアへと広がっていきます。

本作の最大の魅力は、世界各地を舞台に繰り広げられるダイナミックなアクションです。氷上でのカーチェイスや、水中での死闘、そして高所からの危険なスタントなど、ジャッキー自ら体を張った場面が次々と登場します。特に、はしごを使った戦闘シーンは彼の創意工夫と身体能力が存分に発揮されており、観る者に強烈な印象を残します。

ユーモアも健在で、緊迫した展開の中にも思わず笑みがこぼれる軽妙なやり取りが散りばめられています。スリル、笑い、そしてスケール感が見事に融合した本作は、ジャッキー・チェンの魅力を存分に味わえる一本です。シリーズ未見の方にも十分に楽しめる作品として、ぜひご覧いただきたい名作です。

WHO AM I?

1998年公開

『WHO AM I?(フー・アム・アイ?)』は、そのタイトルが象徴するように、アイデンティティと記憶をめぐるサスペンスとアクションが見事に融合した作品です。ジャッキー・チェンが演じる主人公は、とある極秘任務中の事故で記憶を失い、自分の正体すら分からないまま世界を彷徨うことになります。自分が何者なのか、なぜ追われるのか――その謎を解き明かす過程が、本作の大きな魅力となっています。

ストーリーは、事故により記憶を失った主人公が、手がかりを求めて各地を転々とする中で、過去の真実と向き合っていくというものです。冒険が進むにつれて、命を狙われる危険が一層増していき、緊迫感が途切れることなく続きます。その中で繰り広げられるアクションシーンは、ジャッキーファンなら胸が高鳴ること間違いなしです。森の中での格闘戦、ヘリコプターとの激しい攻防、そしてスピード感あふれる戦い――どのシーンもジャッキーの身体能力と創造力が発揮された見ごたえあるものです。

また、本作にはユーモアのセンスも巧みに盛り込まれています。シリアスな展開の中にも、ジャッキーならではの軽妙な動きや表情で、観客をクスリと笑わせてくれる瞬間が散りばめられており、緊張とほっとする瞬間とのバランスが絶妙です。

記憶を失った主人公が真実を追い求めるという普遍的なテーマと、その旅路を彩る壮大なアクション、ぜひそのスリルと感動を楽しんでください。

ナイスガイ

1998年公開

『ナイスガイ』は、ジャッキー・チェンの魅力が存分に発揮された、明るく痛快なアクションコメディです。オーストラリアを舞台に、料理番組の人気司会者ジャッキーが、ひょんなことから麻薬組織の抗争に巻き込まれていく物語が描かれます。正義感が強く、困っている人を見過ごせない“ナイスガイ”な性格が、次々とトラブルを引き寄せてしまう展開が見どころです。

本作の魅力は、日常空間を巧みに利用したアクションにあります。建設現場での立体的な格闘シーンや、重機や資材を活用した戦いは、ジャッキーならではの創意工夫に満ちています。特に、巨大なセメント車をめぐるクライマックスは迫力満点で、スリルと爽快感が同時に味わえます。

一方で、コミカルなやり取りや軽妙なテンポも健在です。料理人という設定を活かしたユーモラスな場面や、危機的状況の中でもどこか憎めない主人公の姿は、観る者の心を和ませます。アクション、笑い、そして人情味がバランスよく融合した作品です。

ラッシュアワー

1999年公開

『ラッシュアワー』は、ジャッキー・チェンがハリウッドで大成功を収めた代表作のひとつです。香港警察の敏腕刑事リーを演じるジャッキーが、ロサンゼルス市警の型破りな刑事カーターとコンビを組み、誘拐事件の解決に挑む痛快アクションコメディです。文化も性格もまったく異なる二人が衝突しながらも絆を深めていく展開は、本作の大きな魅力となっています。

ジャッキーならではの俊敏で華麗なカンフーアクションは健在で、銃社会のアメリカを舞台にしながらも、肉体を駆使した格闘シーンが随所に盛り込まれています。狭い空間での立体的な戦い、軽快な身のこなし、そして危険なスタントの数々は、観る者を惹きつけて離しません。一方で、クリス・タッカーとの掛け合いによるテンポの良いユーモアも絶妙で、笑いとスリルが心地よく交錯します。

アクションの迫力とバディムービーならではの爽快感が融合した本作。エネルギッシュで前向きな魅力にあふれた作品です。

ゴージャス

1999年公開

『ゴージャス』は、ジャッキー・チェン作品の中でもひときわロマンティックな魅力を放つ一作です。これまで数々のアクション映画で体を張ってきたジャッキーが、本作では恋に不器用な実業家チャンを演じ、アクションとラブストーリーを優雅に融合させています。舞台は香港。純朴な女性ブーとの出会いから物語は動き出し、都会的で洗練された世界観の中で心温まる恋模様が描かれます。

もちろん、アクションも見どころです。特に、格闘家アランとの一騎打ちは圧巻で、力と技が真正面からぶつかり合う真剣勝負が展開されます。派手な爆破や銃撃ではなく、純粋な肉体と技術で魅せる戦いは、ジャッキーの円熟した身体能力を存分に堪能できる名場面です。一方で、コミカルなやり取りや軽妙なテンポも健在で、全体に明るく爽やかな空気が漂っています。

アクションスターとしての顔だけでなく、優しさや大人の魅力を感じさせるジャッキーの新たな一面に触れられる華やかで温かみのある物語です。

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