歯医者さんへ定期検診に行くと、「歯周病の兆候がありますね」と言われることが増えてきました。40〜50代になると、むし歯よりも歯周病に悩む方が一気に増えるそうです。実際、私も「ちゃんと歯磨きしているのにどうして…?」とショックを受けたことがあります。でも、調べていくうちに「歯周病は歯だけでなく、身体の健康にも影響する病気」だと知り、意識がガラッと変わりました。
歯周病は、簡単に言うと歯を支える歯ぐきや骨が炎症を起こす病気。初期は出血や口臭など小さなサインから始まりますが、放っておくと歯を失ってしまう可能性もあります。しかも怖いのはそれだけではなく、歯周病菌が血液を通じて身体に広がり、「糖尿病の悪化」「心疾患リスクの上昇」「脳血管疾患との関連」など、さまざまな全身疾患に影響することがわかってきていることです。健康に気をつけたい年齢だからこそ、歯周病対策は欠かせないと感じています。
実は私、若いころから歯医者が怖くてクリーニングを後回しにしてしまうタイプでした。「痛くないから大丈夫」「忙しいからまた今度」と先延ばしにしていたら、歯ぐきが腫れたり、歯磨き中に血が出たりすることが増え…。そのときようやく「これは良くない」と気づき、歯科医院で専門的なクリーニングを受けるようになりました。すると、数か月続けただけで出血がほとんどなくなり、口臭が気にならなくなりました。やっぱり早めの対策が大切なんだと身をもって実感しました。
歯周病対策に欠かせないのは毎日の歯磨きケア。でも、ただ磨いているだけでは不十分なことが多いんです。特に歯と歯ぐきの境目に歯垢(プラーク)がたまりやすく、ここをしっかり意識して磨くことが重要。また、歯ブラシだけでは60%程度しか汚れが落ちないと言われているため、デンタルフロスや歯間ブラシの併用も効果的です。私も最初は面倒でしたが、慣れるとむしろ使わないと気持ち悪いくらいに…。習慣って大事ですね。
さらに、歯磨き粉選びもポイントです。歯周病予防の成分(IPMP、トラネキサム酸など)が入ったものを選ぶとより安心。最近はジェルタイプや低刺激のものも多いので、自分に合ったアイテムを取り入れるのがおすすめです。
日々のケアのほかに、生活習慣を見直すことも大切です。
・ストレス
・睡眠不足
・偏った食事
・喫煙
これらは免疫を下げ、歯周病を悪化させる原因になると言われています。40〜50代は仕事や家事、介護などで忙しく、自分のケアは後回しにしがち。でも、「歯と健康のために少しだけ意識すること」が未来の自分を守ってくれます。
そして忘れてはいけないのが、定期的な歯科検診。セルフケアでは落としきれない歯石は歯医者さんに取ってもらうしかありません。私は3ヶ月に1回のクリーニングを習慣にしていますが、そのおかげで歯ぐきの状態が安定しています。「痛みが出てから…」ではなく、「悪くならないように通う」。それが大人の歯科習慣だと思うようになりました。
「歯周病対策」と聞くと面倒なイメージを持つかもしれませんが、実際は小さな習慣の積み重ね。
例えば…
・1日1回はフロス
・寝る前の歯磨きを丁寧に
・砂糖のとりすぎに気をつける
・歯医者を怖がらず頼る
これだけでも未来は変わります。
健康な歯は、おいしく食べて、よく笑い、毎日を楽しむために欠かせないもの。年齢を重ねた今だからこそ、歯ぐきのケアも一緒に見直していきたいですね。ちょっとした対策で、歯も心も、もっと元気になれますよ。

